治療

足底筋膜炎

少ないですが、たまに治療をします。
少ない理由のひとつは、たぶん部位的に痛みがあるからだと思います。
足底筋膜炎の場合、足底に刺鍼する必要があります。足底に直刺で行うわけではなく横から透刺します。横から刺すことで、直刺すると1㎝くらいしか筋肉に刺さらない箇所ですが、4~5㎝くらいは刺入でき効果が高いためです。
個人的に、足裏に刺すよりは側面に刺される方が幾分か痛みは少ないですが、それでも腰等の他の場所に比べて結構『うっ』ってなります。
でも、ありがたいことに、「治る」からということで、定期的に治療をうけて下さる方がいます。
足底筋膜炎かな?
と思った際は、ぜひ一度ご一考を。


足底筋膜炎とは…
足の裏には踵、土踏まず、つま先へと膜になって広がっている足底筋膜(足底腱膜)という筋肉があります。
この足底筋膜は走ったりジャンプしたりといった運動時に、衝撃を吸収したり保護をし、クッションのような役割を果たしてくれています。
足底筋膜炎はなんらかの原因によって、この組織に小さな断裂や炎症が起こり痛みが出る症状で、よく痛みが出やすい部位は、踵周辺・足指の付け根・土踏まずです。
マラソンをしている方やハイヒールを履く女性にもみられやすいです。

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